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運命は変えられる!


ご覧になられた方も、多いでしょうね。
ips細胞の山中教授とタモリさんらが出演される
NHKスペシャルの人体Ⅱ遺伝子です。

第1集のテーマは「トレジャーDNA」
番組の紹介HPから引用させていただきますと・・・

今まで「遺伝子」と呼ばれ、詳しい解析が行われてきた
のは、全DNAの2%に過ぎない。
技術の革新は、ゴミとさえ言われてきた残り98%の領域
で、人類はその秘密を解明しはじめている。
そこには個性を決めるDNA、病気から体を守るDNA、さら
には、人類進化の秘密を解き明かす鍵まで眠っている
それこそ宝物の宝庫!

と、そんな驚きの世界が展開されたのですが、
第2集「DNAのスイッチで運命は変えられる」という
テーマのほうに今回は着目

番組内容はものすごーく省略しますが、
私たちの細胞の設計図であるDNAの2%の遺伝子には
様々なスイッチがあって、
みんな同じように持っています。
例えばまったく同じDNAを持って生まれた双子でも
一人だけが癌にかかってしまうことがありますが、
それはDNAの「癌を抑える」というスイッチが
一人だけオフになった瞬間があるからなのだとか。

癌については、DNAメチル化酵素というものが、
スイッチオンを邪魔している。
だからその物質をコントロールできる薬を発見し
その薬で、癌細胞がまったく消えてしまった人もいると
のこと。
科学の力って、すばらしいですよね。

外国だけの話ではありませんよ。
日本でも白血病や、血液のある種の癌では承認されて
いる治療法だとか。

ちなみにまだまだ、若返りや記憶力アップに関わるDNA
スイッチについては、そう単純解明にはいかず、
中にはオフのままになったほうがよいスイッチもあるとか。
とにかく、複雑らしいです。
世界中の専門家が研究しているとのことです。

いつかはそれぞれの運命を、コントロールできる薬が
できたりするのでしょうか。

でも、今ですよ。私たちはどうすればよいのか。
将来、運命的に発症しそうな病気のお薬を、待つだけ?

そんなことはありません。
山中先生がおっしゃっていました。
癌についていえば
「食事や運動でDNAメチル化酵素の量などが変化し、
スイッチが切り替わる」と。
どんな食事で、どのくらいの運動を…とはまだ解明され
ていないですが、やはり食事、運動でコントロールでき
る部分があるということなのです!

それを聞いて私は、私の中の「若返り」とか「病気を防ぐ」
のDNAスイッチがオンになるイメージで、エクササイズを
受けていこうと思いましたよ。

約40兆の私の細胞達、これからもよろしくね。
引き続き、がんばりましょう。



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