今回とりあげたいお話は
「モンスター大根の成分、心血管疾患の抑制に役立つ」
などのタイトルで、アメリカの科学雑誌に発表された
桜島大根のことです。
みなさんも新聞やニュースで見られて
ご存知とは思いますが。
少なくとも３１カ国以上の世界中の新聞や雑誌で
紹介されているとのこと。

しかもそれを突き止めたのが
鹿児島大学農学部の加治屋勝子講師らだというのですから
同じ女性としても、嬉しい限りですよね。

脳梗塞や心筋梗塞などは
突然死につながる怖い病気ですが
動脈硬化や異常収縮など、血管のしなやかさが失われること
が原因で起こるらしいのです。

その血管の延び縮みをコントロールするのが
一酸化窒素（NO）で、
そのNOを増やすことができる成分を
３００種類もの農産物を試したのだとか。
そして桜島大根にその力が抜群にある、
ということを突き止めたのだそうです。

その成分はずばり「トリゴネン」
そのNO産出量を増やすメカニズムも解明したのだそう。
すばらしいですよね。

トリゴネンはかぼちゃなど他の農産物にも含まれるけど
桜島大根にはけた違いに含まれているそうです。
血管機能改善が期待できる量は、一日約１６０グラム
大きめおでん２きれほど、という話ものっていました。

郷土の食品がこんなふうにクローズアップされるのは
本当に誇らしいですよね。

循環器内科の医師もこれに着目
近く、人体での効果を検証するため、臨床試験とやらも
始まるらしいです。

そういえば昨年末、物産品を扱うお店で、
桜島大根の切干を見ましたよ。
あれはもう売り切れているかもしれませんね。
乾物はとても使いやすそうですよね。
今度、ぜひ買って煮物でも作ってみなきゃ。

そして賢明なみなさまは、おわかりとは思いますが
食べるものと同じように、運動することも大事です。
今週も、ハロハロでお待ちしています。
きばりましょうねー。



鹿児島市　天文館　照国神社近く
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